ぬこ

帰宅途中にあと300メートルくらいのところから首輪をつけたぬこがついてきた。不細工なぬこだったが、懐いてくるのでアパートの下に待たせて
台所からとってきたシャウエッセンをあげる。しかし、食べない。自分の家に帰るように、人間の言葉でいうがどうも帰る気配をみせないので、
少し威嚇して家に入る。しばらくして気になってそとを見てみると何故かべつのぬこがいた。野良猫のようだ。
しゃがんで指を動かしていると、じわじわと寄ってくるが、警戒している。そこへ別の方向から先ほどの不細工がまたやってきた。
どうも野良の縄張りに不細工がはいってきしまったらしい。野良は威嚇とも挨拶ともつかない行動をしてるのだが、不細工は唸って威嚇をしている。
しばらく見ていたのだが、飽きたので寝る。朝になると不細工は家に帰ったようだった。
また、たまには遊びにきてもらいたいものだ。